レビュー

【ruarkaudio(ルアークオーディオ)MR1】レビュー

2018-03-27



「What Hi-Fi?」 は1976年にイギリスで創刊された世界的に有名なHi-Fiオーディオマガジンです。
このマガジンに掲載されるオーディオ機器は、「What Hi-Fi?」在籍のエキスパート(評論家)に認められた最高品質のモノのみ。
オーディオファイルには欠かせないガイドブックとなっています。

「What Hi-Fi? Awards」はHi-Fi業界のオスカーとも呼ばれており、
毎年ロンドンでアワードセレモニーが行われています。
ruarkaudio MR1 Mk2は2017年度のWhat Hi-Fi? Awardsの「Best Buys(ベストバイ)」のひとつに選ばれました。
今回はそのWhat Hi-Fi?によるruarkaudio(ルアークオーディオ) MR1 Mk2のレビュー要約をご紹介します。


【What Hi-Fi? MR1 Mk2 レビュー】

2013年に発売された当初から、私たちのお気に入りだったMR1(第1世代)。
レトロな外観と直感的なデザイン、そしてワイヤレスの高音質サウンド。
これほど素晴らしい組み合わせは、なかなか他にない。
さらに洗練された性能とデザインで、2016年に英国で発売されたMR1Mk2(第2世代)。
デザインは上品な流線型になり、英国産ファブリックグリルを採用している。

Sound (音質)

MR1 Mk2は、今までのワイヤレススピーカーの中で最も本物のHi-Fiに近いスピーカーだろう。
コンパクトでありながら、とてもパワフルで、存在感がある。
第1世代に比べサウンドは格段にクリアになり、鋭さも増し、広がりも出た。
どんな繊細な音のディティールも見逃すことなく届き、今まで聞きなれた曲もMR1 Mk2で聴くと、
新しい命が注ぎ込まれたように、とても新鮮に聴こえる。

David Bowieの「Magic Dance」も、MR1 Mk2で聴くとさらにエネルギッシュに聴こえるし、
軽快でリズミックなボーカルが特徴のBella Hardyの「The Driving of the Deer」は力みがなく、繊細に響く。
まるでHi-Fiスピーカーで聴いているようだ。
ワイヤレススピーカーで、ボーカルの細かい雰囲気まで正確に再現できる製品はなかなか無い。
Elliott Smithのささやくようなボーカルが魅力の「Angel」では、声のニュアンスに加え
ギターの力強さも同時に聴き取ることができる。

Build(デザイン)

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MR1 Mk2のもう1つの魅力は、そのデザインだ。
ハンドクラフトの美しいキャビネットは、本棚やテレビスタンド、机の上にもフィットするサイズ感。
グレーのファブリックグリルは、見た目だけでなく音質も考慮して採用されたもので、
2つのスピーカーをつなぐケーブルもインテリアの邪魔にならないよう細長く、ファブリックでカバーされている。

Features(機能)

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あまり目立たないものの、便利なのは192kHz/24bit対応のデジタル入力端子が備わっていることだ。
デジタル入力端子がついていることで、テレビ用のスピーカーとしても簡単に使うことができる。
ruarkaudioはHi-Fiメーカーとしての経験を活かし、ABクラスのアンプも自社開発している。
キャビネット(ウォルナット・ソフトグレイの二色展開)は20mm径のシルクドームツイーター、
75mm径のパワフルなネオジウムウーファー、底部にバスレフポートも搭載している。
メインユニット(右スピーカー)についているRotoダイヤルは直感的に操作できるようになっており、とても使いやすい。
LEDの色合いも強すぎず(青がBluetooth、オレンジがaux、緑がoptical)暗い部屋で使っても煩わしくなることがない。
MR1は最後にペアリングしたBluetooth機器と自動で接続を行うため、何度も再設定する手間が省ける。
今までよりもスムーズに音楽が楽しめそうだ。
その他にも、自動スタンバイモードになったり、右のスピーカーをモノラルスピーカーとして使用することもできる。
デザインと最高のサウンドパフォーマンスを実現したMR1は、
ruarkaudio製品の中でも1、2を争う最高のプロダクトだろう。



英文オリジナル: Ruark Audio MR1 Mk2 review